3月2日(土)多摩★まち大学「がんばりすぎない子育て“きっとだいじょうぶ”」を開催しました

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講師は、特定非営利活動法人フリースペースたまりば 理事長の西野博之さん。
この数年、児童虐待の事件が多く、子どもが死亡する事件も毎年のように報じられています。子どもをどう導いていくか、同時に、どうしたら家族で楽しく過ごせるのか、子どもが伸び伸び育ちながら、自己肯定感を持って独り立ちできるように育てていくためのヒントを頂きたいと企画しました。

一般の参加者は子育て中の方などを中心に30人でした。
大人たちの不安が、子どもに、何でも人よりうまくできるようになることを要求。うまくできないと、子どもを責め、追い詰めていく。自信を失っていく子ども。感情を表現できない子どもは、ストレスがたまって、自分より弱い対象にぶつけるようになっていく。ぶつけられた方の子は逃げて不登校になったり引きこもったりという事も生じてくる。
そうならないために大切な事は、人と比べず、できている事を褒めてあげ、ここにいる事に感謝の気持ちを伝えること。そして、子ども達が、ボーっとしていられる時間や場所が必要ですとのこと。
子どもは、興味が次々と湧いてきて、親から見たら、ハラハラする事が多く、親たちは、危険回避や周囲への迷惑をかけないことを優先して、子どもの興味や行動を押さえつけることも多くなりがちですが、押さえつけ過ぎると、子どもは自分で何も出来ない、人とつながる事も出来ない人間になってしまいます。子どもは興味を持ったことをできるまで何度も試して、達成感や喜びや自信を得ていきます。失敗や悔しい事があったときには、その時の気持ちを表現する言葉をかけてあげる。自分の気持ちを表現する言葉を知らずに追い詰められると、子どもは自信を失い、閉じ込められた感情は怒りになり、暴力・いじめを生み出す、ということでした。
親としての基本は、「クウ、ネル、ダス」この3つを子どもができているかに気を配ること。それによって遊ぶ意欲を維持できます。「あそび」は、数値化することができない「非認知能力」~人間として生きていく力~を育みます。
それは、例えばこんな力です。

1.目標に向かって頑張る力
2.人とうまくかかわる力
3.感情のコントロールができる力

子どもは自分の意思でやってみたい遊びをたっぷりすることで成長していきます。
小さな困難や失敗を乗り越えて満足感や喜びをたくさん積み重ねることにより、大きな困難をも乗り越えていく力を得ていく、ということでした。
お話を通して、大人は子どもに何でも試させてやる勇気が必要なのだと改めて感じました。
最後に、日ごろの相談相手として役立ちそうな「多摩区地域みまもり支援センタ―」と「多摩区主任児童委員部会」を紹介しました。

(研修企画部 湯山)

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